【2025年下半期最新版】失敗しないホームルーター選び完全ガイド

ホームルーター選び完全ガイド Wi-Fiルーター
  1. 料金・速度・エリアを徹底比較!あなたに最適な一台を見つける方法
  2. ホームルーターとは?光回線やポケット型WiFiとの違い
    1. コンセントに挿すだけで使える「工事不要Wi-Fi」の魅力
    2. 光回線やポケット型WiFiとの主な違いと選び方のヒント
      1. 主要な違いの比較
  3. 失敗しないホームルーターの選び方:5つの比較ポイント
    1. 1. 料金の安さ:実質月額料金とスマホセット割に注目
      1. 実質月額料金の比較(36ヶ月利用時)
      2. スマホセット割の内容
    2. 2. 通信速度の速さ:理論値と実測値、Ping値の重要性
      1. 各サービスの平均実測速度
    3. 3. 対応エリアの広さ:引っ越しや高層階利用での注意点
      1. エリアの広さ比較
    4. 4. 利用開始までの早さ:最短翌日利用と即日契約の選択肢
      1. 各サービスの利用開始までの期間
    5. 5. サポートの対応品質:トラブル時の安心感
      1. サポート品質の評価
  4. ホームルーターおすすめ4選:主要サービスを徹底比較
    1. 料金と速度のバランスに優れた「WiMAX(GMOとくとくBB WiMAX/カシモWiMAX)」
      1. WiMAXの主な特徴
    2. 通信速度を重視するなら「ドコモhome 5G」
      1. ドコモhome 5Gの主な特徴
    3. 料金の安さを重視するなら「ソフトバンクエアー(モバレコAir)」
      1. ソフトバンクエアー(モバレコAir)の主な特徴
    4. 楽天ポイントを重視する「Rakuten Turbo」
      1. Rakuten Turboの主な特徴
  5. 知っておきたい3つのポイント
    1. ポイント1:5つの比較軸で最適なサービスを見極める
    2. ポイント2:工事不要の手軽さとトレードオフを理解する
    3. ポイント3:スマホキャリアとの連携で通信費を最適化する
  6. まとめ:あなたに最適なホームルーターを見つけよう

料金・速度・エリアを徹底比較!あなたに最適な一台を見つける方法

「どのホームルーターを選べばいいか分からない」「契約後に損したくない」そんな不安を抱えていませんか?

ホームルーター(置くだけWi-Fi)は、光回線のような工事不要で手軽にインターネット環境を整えられる便利なサービスです。しかし、WiMAX、ドコモhome 5G、ソフトバンクエアー、Rakuten Turboといった主要なサービスから、ご自身に最適な一台を見つけるのは一筋縄ではいきません。

本記事では、2025年下半期最新の情報を基に、大手4社のホームルーターを料金・速度・対応エリア・サポート体制といった5つの重要ポイントで徹底比較します。Wi-Fi専門家の検証データや利用者アンケートの結果を交えながら、あなたのライフスタイルに最適なホームルーター選びをサポート。
年間で数万円も損をするケースを避けるためにも、ぜひ最後までお読みいただき、最適なルーターを見つけてください。


ホームルーターとは?光回線やポケット型WiFiとの違い

ご自宅で快適なWi-Fi環境を求めるなら、ホームルーターが新たな選択肢として注目されています。この章では、ホームルーターの基本的な仕組みと、既存のインターネットサービスである光回線やポケット型WiFi(モバイルルーター)との違いを理解し、ご自身にとって最適なサービスを見つけるための基礎知識を解説します。

コンセントに挿すだけで使える「工事不要Wi-Fi」の魅力

ホームルーターは、コンセントに挿すだけでWi-Fi(インターネット)が利用可能になる「工事不要Wi-Fi」です。

光回線のように自宅までケーブルを引き込む工事が不要なため、最短で翌日からWi-Fiが使えるという手軽さが最大の魅力です。この手軽さから、「置くだけWi-Fi」や「挿すだけWi-Fi」とも呼ばれています。賃貸物件に住んでいる方でも、大家さんの許可なく導入しやすい点がメリットです。

光回線では開通工事に約2週間から2ヶ月かかる場合がある一方、ホームルーターは最短翌日から利用開始できるとされています。これは、ホームルーターがスマートフォンと同じモバイル回線(基地局から発信される電波)を利用してインターネットに接続する仕組みであるためです。

専門家も、ホームルーターを「置き型のWiFiルーター」と定義しており、その手軽さを強調しています。工事不要で端末が届いたその日から利用できる点が一人暮らしにおすすめの理由として挙げられています。

「すぐにWi-Fiが必要」「工事の立ち会いや複雑な設定は避けたい」と感じる方にとって、ホームルーターは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。ご自身の引っ越し状況やWi-Fi導入の緊急度を考慮し、ホームルーターが適しているか考えてみましょう。

光回線やポケット型WiFiとの主な違いと選び方のヒント

ホームルーターは、光回線より手軽でポケット型WiFiより安定性が高いという、両者の中間に位置するサービスです。

光回線は光ファイバーケーブルを直接引き込むため、通信速度と安定性が圧倒的に優れていますが、工事が必要で導入までに時間がかかります。一方、ポケット型WiFiは持ち運びが可能で外出先でも利用できますが、バッテリー充電が必要で通信安定性がホームルーターに劣る場合があります。
ホームルーターは工事不要で手軽に導入でき、自宅に設置して安定したWi-Fi環境を提供します。

主要な違いの比較

通信速度
 光回線が最大1~20Gbpsに対し、ホームルーターは最大2~4.2Gbps程度(実測値は100~250Mbps程度)。ポケット型WiFiの平均速度はさらに低い傾向にあります。

安定性
 光回線は有線接続のため最も安定し、ホームルーターは無線接続のため光回線よりは不安定になる可能性があるものの、ポケット型WiFiよりは安定感が高いとされています。

利用場所
 光回線とホームルーターは基本的に自宅での利用が前提(WiMAXを除く)。ポケット型WiFiは持ち運びが自由です。

料金
 一戸建てではホームルーターが光回線より安くなる傾向がありますが、マンションでは光回線の方が安くなる場合もあります。

専門家の検証では、ホームルーターは「通信が途切れたり反応が悪かったり、安定性は光回線よりちょっと悪いなと感じる場合がある」と指摘されています。しかし、日常的なウェブ閲覧や動画視聴には十分な速度が出ると多くのソースが言及しています。

あなたが「自宅で手軽にWi-Fiを使いたいが、オンラインゲームや大容量ファイルの頻繁な送受信はしない」「引っ越しの可能性が高い」という場合は、ホームルーターが有力な候補となるでしょう。まずはご自身の主要なインターネット利用目的を明確にすることが、最適なWi-Fi選びの第一歩です。


失敗しないホームルーターの選び方:5つの比較ポイント

ホームルーターを選ぶ際、多くのサービスからどれを選べば良いか迷うのは当然です。

料金、速度、対応エリア、利用開始までの期間、そしてサポート体制。これら5つの重要な比較ポイントを把握し、ご自身のニーズに合った一台を見つけるための具体的なヒントを解説します。

1. 料金の安さ:実質月額料金とスマホセット割に注目

ホームルーターを選ぶ際は、月額料金だけでなく「実質月額料金」で比較し、ご自身のスマホキャリアに応じた「スマホセット割」の有無を確認することが最もお得な選択につながります。

ホームルーターの料金は、月額料金、機器代金、事務手数料、そしてキャッシュバックや各種割引など、様々な要素で構成されています。これらの要素を総合的に考慮した「実質月額料金」は、一定期間にかかる総費用を利用月数で割った値であり、最も正確に費用対効果を比較できます。

また、主要キャリアのスマホを利用している場合、ホームルーターとのセット割引(「スマホセット割」)が適用され、月額料金が大幅に割引されるため、通信費全体の節約に繋がります。

実質月額料金の比較(36ヶ月利用時)

ルーター 料金
GMOとくとくBB WiMAX 3,831円/月(最安)
ソフトバンクエアー(モバレコAir経由) 4,152円/月
ドコモhome 5G 4,831円/月

スマホセット割の内容

ルーター(キャリア) セット割内容
WiMAX(au・UQモバイル) 最大月額1,100円割引
ドコモhome 5G(ドコモ) 最大月額1,210円割引
ソフトバンクエアー(ソフトバンク・ワイモバイル) ソフトバンクは最大月額1,100円、ワイモバイルは最大月額1,650円割引
Rakuten Turbo(楽天モバイル) 毎月1,000楽天ポイント還元(割引ではない)

専門家は、端末代金の分割払いが残っている状態で解約すると残債が一括請求されるリスクを指摘しており、WiMAXの端末は元々の代金が安いため、解約時のリスクが低いと評価しています。

あなたのスマホキャリアと契約期間の予定を考慮し、最もお得になるプランを見つけることが重要です。まずはご自身のスマホプランを確認し、対応するホームルーターのセット割をシミュレーションしてみましょう。

2. 通信速度の速さ:理論値と実測値、Ping値の重要性

ホームルーターの通信速度を評価する際は、理論上の最大速度よりも「平均実測速度」を重視し、オンラインゲームやビデオ通話では「Ping値」の低さが特に重要です。

各社が公表する最大通信速度(例:4.2Gbps)は理想的な条件下での理論値であり、実際の利用環境ではこの速度が出ることはありません。実生活で体感する速度は、電波状況、端末の性能、回線の混雑状況などに左右される「実測値」で決まります。

特に、オンラインゲームやリアルタイム性が求められるビデオ通話では、データの送受信にかかる時間を示す「Ping値」(遅延時間)が低いほど、ラグが少なく快適に利用できます。

各サービスの平均実測速度

  • ドコモhome 5G: 208.21~250.11Mbps
  • WiMAX (L13): 110.2~207.45Mbps
  • ソフトバンクエアー (Airターミナル6): 104.65~160.85Mbps
  • Rakuten Turbo: 76.55~92.83Mbps

光回線では10~20ms前後とさらに低く、オンラインゲームに最適です。ホームルーターは概ね40~50ms程度ですが、WiMAXは時間帯によってPing値の変動が小さいとされています。

検証では、ソフトバンクエアーが午前中に200Mbpsを超えるダウンロード速度を記録し、高い評価を得ています。一方で、ドコモhome 5Gは通信が混み合う時間帯に速度が大きく変動する傾向が見られました。

あなたが日常的な利用(動画視聴、SNS、ウェブ閲覧)が中心であれば、どのホームルーターでも十分な速度を期待できます。しかし、オンラインゲームや頻繁な大容量ファイルのアップロードなど、速度や応答速度が特に重要な用途では、実測値やPing値のデータをもとに慎重に選ぶか、光回線も検討するべきでしょう。

3. 対応エリアの広さ:引っ越しや高層階利用での注意点

ホームルーターの対応エリアはサービスによって異なり、特に将来の引っ越し予定がある方や高層階での利用を考えている方は、事前のエリア確認が不可欠です。

ホームルーターは携帯電話の電波を利用するため、お住まいの地域が各キャリアの電波範囲内である必要があります。対応エリア外の場合、十分な通信速度や安定性が得られない可能性があります。
また、多くのホームルーターは契約時に登録した住所以外での利用が禁止されており、引っ越し時には住所変更手続きが必要です(WiMAXは例外的に持ち運び可能)。

エリアの広さ比較

ドコモhome 5G
 ドコモ回線を使用するため、「全国どこでも」「ほぼ全国」とされており、通信エリアが最も広いと評価されています。特にプラチナバンドを標準搭載しており、電波が届きにくい場所でもつながりやすい利点があります。

WiMAX
 auの5G/4G LTE回線とWiMAX 2+回線を利用し、「おおむねOK」「ほぼ全国」と広範囲をカバーしています。WiMAXは、唯一登録住所以外でも利用が可能な点が大きなメリットです。

ソフトバンクエアー
 ソフトバンクの5G/4G LTE回線を利用しますが、「注意が必要」「一部地域が未対応」と、他の2社に比べて通信エリアがやや狭いと指摘されています。

Rakuten Turbo
 楽天モバイルの楽天回線(5G Sub6/4G LTE)のみを使用し、auのパートナー回線は利用できないため、「エリア外が多い」「未対応エリアが多い」と、最も通信エリアが狭いとされています。特に高層階(約16階以上)では利用不可と明記されています。

専門家は、ソフトバンクエアーについて「使う場所によって速度に差が出る印象」と述べています。また、Rakuten Turboの検証では、同じ家でも設置場所によって「圏外」になることがあったと報告されています。WiMAXは、Try WiMAXという15日間の無料お試しサービスを提供しており、自宅での電波状況を契約前に確認できるため便利です。

引っ越しの可能性がある方や現在の住居環境に不安がある方は、各社の提供エリアマップを事前に確認し、可能であればWiMAXのお試しサービスを利用して、ご自宅で実際に電波状況を体験してみることを強くお勧めします。

4. 利用開始までの早さ:最短翌日利用と即日契約の選択肢

最短でWi-Fiを使いたい場合、オンライン申し込みで「WiMAX」が最も早く、店頭契約であればその日のうちに持ち帰ることも可能です。

光回線と異なり、ホームルーターは工事が不要なため、申し込みから機器の到着・利用開始までの期間が格段に短いです。急な引っ越しや急ぎでインターネット環境を整えたい人にとって、この「利用開始までの早さ」は重要な選択基準となります。

各サービスの利用開始までの期間

ルーター 開始までの期間
WiMAX 最短で申し込みの翌日に発送され、利用開始できる
Rakuten Turbo 最短で申し込みから2日後には利用開始できる
ソフトバンクエアー 最短で申し込みから3日後には利用開始できる
ドコモhome 5G オンライン申し込みの場合、最短で1週間程度かかる

家電量販店やキャリアショップでは、在庫があればその日のうちに端末を持ち帰って利用開始できるというメリットがあります。

実際の体験談では、GMOとくとくBBでhome 5Gを契約した際、申し込みから実際に利用できるまで約2週間かかった事例もあります。一方で、GMOとくとくBB WiMAXのメリットとして「最短即日発送」が挙げられています。

「今日中にWi-Fiが欲しい」という方は、家電量販店やキャリアショップでの購入を検討しましょう。ただし、オンライン申し込みの方がキャッシュバックなどの特典が充実していることが多いので、数日待てるのであればWebからの申し込みがおすすめです。

5. サポートの対応品質:トラブル時の安心感

ホームルーターを選ぶ上で、万が一のトラブル時に頼りになる「サポートの対応品質」も重要なポイントであり、ドコモhome 5GやGMOとくとくBB WiMAXのサポートは比較的良好な評価を得ています。

ホームルーターは比較的トラブルが少ないインターネット回線サービスですが、それでも接続不良や速度低下などの問題が発生する可能性はあります。そのような時に迅速かつ的確なサポートを受けられるかは、快適なインターネット利用体験に直結します。

サポート品質の評価

ドコモhome 5G
 電話のつながりやすさが1~3分と早く、サポートの対応力が「良好」と評価されています。利用者の口コミでも「大手の安心感がある」「ショップ対応もいいし、ネットでのサポートも手厚く嬉しい」といった声が見られます。

GMOとくとくBB WiMAX
 電話のつながりやすさは1~5分とされ、サポート対応は「普通」と評価されています。ただし、一部の口コミでは「サポートに電話したら全然つながらん。メール返信も遅すぎ」といった不満の声も存在します。

ソフトバンクエアー
 電話のつながりやすさは1~5分とされますが、オペレーターの対応については「やや気になった」とのコメントもあります。ただし、「電話対応はスムーズだった」という良い口コミもあります。

Rakuten Turbo
 電話のつながりやすさは3~10分と遅く、「オペレーターの対応がイマイチ」「電話が繋がりにくい」といった低い評価が見られます。

実際の検証では、楽天モバイル(Rakuten Turbo)のオペレーターは知識が少ない印象で、説明も上手ではないと感じたと報告されています。

トラブル時の安心感を重視するなら、サポート体制が評価されているドコモhome 5GやGMOとくとくBB WiMAXを検討することをお勧めします。ご自身が「もしもの時」にどのようなサポートを求めるかを考え、選択の参考にしましょう。


ホームルーターおすすめ4選:主要サービスを徹底比較

ここからは、WiMAX(GMOとくとくBB WiMAX/カシモWiMAX)、ドコモhome 5G、ソフトバンクエアー(モバレコAir)、Rakuten Turboといった主要なホームルーターサービスを個別に深掘りします。それぞれのメリット・デメリット、キャンペーン情報、そしてどんな人に特におすすめかをご紹介します。

料金と速度のバランスに優れた「WiMAX(GMOとくとくBB WiMAX/カシモWiMAX)」

WiMAXルーター
出典: GMOトクトクBBWiMAX公式サイト

WiMAXは、料金の安さと通信速度の速さ、そして持ち運びの自由度を兼ね備えた、最もバランスの取れたホームルーターです。

WiMAXはKDDIグループのUQコミュニケーションズが提供する回線を利用しており、多くのプロバイダ(GMOとくとくBB、カシモWiMAX、BIGLOBE WiMAXなど)からサービスが提供されています。どのプロバイダを選んでも通信品質(速度やエリア)は同じで、料金プランやキャンペーン内容が異なります。特に「GMOとくとくBB WiMAX」や「カシモWiMAX」は、高額なキャッシュバックや月額割引により、実質月額料金を抑えられる点が魅力です。

WiMAXの主な特徴

実質月額料金
 3年間利用の場合、GMOとくとくBB WiMAXの実質月額は3,831円で、WiMAXプロバイダの中で最安とされています。カシモWiMAXも3,946円と非常に安価です。

速度
 平均ダウンロード速度は183.56Mbps、110.2Mbpsと十分な速度が出ており、動画視聴やSNS、ウェブ閲覧に問題ありません。夜間の時間帯を除き、比較的安定した速度を提供していると評価されています。

データ容量
 基本的にデータ容量は無制限ですが、極端な短期大量利用で速度制限がかかる可能性はあります。ただし、1日100GB程度の利用では速度制限はかからないという検証結果もあります。

スマホセット割
 auやUQモバイルユーザーは、毎月最大1,100円の割引を受けられます。

持ち運び
 WiMAXは、唯一契約住所以外の場所でも利用が可能です。出張先や旅行先、友人宅など、コンセントがある場所であればどこでも利用できるため、利用の自由度が高いです。

端末代金
 端末代金は実質無料になるケースが多いですが、カシモWiMAXの端末代金(35,640円)は他社と比べて元々安いため、短期解約時の残債負担が小さいというメリットがあります。

GMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックの受け取り忘れだけ注意が必要です。速度などは専門家から見ても特に問題ないでしょう。また、利用者からは「引っ越しが多い身として非常に助かってる」「オンライン会議も問題なくできています」といった良い口コミが多く見られます。ただし、キャッシュバックの受け取りには、申し込みから約4~5ヶ月後の手続きが必要な場合があります。

au/UQモバイルユーザーで、料金・速度・持ち運びの自由度をバランス良く重視するならWiMAXが最適な選択です。キャッシュバックの受け取り忘れがないよう、手続き時期をしっかり把握して申し込みを検討しましょう。

通信速度を重視するなら「ドコモhome 5G」

docomoルーター
出典:docomo公式サイト

ドコモhome 5Gは、ホームルーターの中で最も優れた通信速度と広範囲なエリアを誇り、速度と安定性を最優先するユーザーに最適な選択肢です。

ドコモhome 5Gは、国内最大の携帯キャリアであるドコモが提供しており、その強力な5G/4G回線(PREMIUM 4G技術を含む)を利用しているため、高い通信品質を実現しています。特に「プラチナバンド」に標準対応しているため、障害物の多い屋内や地下でも電波が届きやすく、安定した通信が可能です。

ドコモhome 5Gの主な特徴

速度
 平均ダウンロード速度は200Mbpsを超え、ホームルーターの中で最も速い結果が出ています。最大値446.52Mbpsを記録し、「光回線並みの速度」と評されています。

エリア
 ドコモの広範なモバイル回線を利用するため、対応エリアは「全国どこでも」「ほぼ全国」とされており、通信の繋がりやすさで優位性があります。

データ容量
 無制限での利用が可能とされており、大容量データ通信にも強いとされています。

スマホセット割
 ドコモユーザー(eximo、irumo、ドコモmaxなど)は、毎月最大1,210円の割引が適用されます。家族のスマホも対象になるため、家族全員の通信費を節約できます。

端末代金
 端末代金は73,260円と高額ですが、「月々サポート」により3年間利用すれば実質無料になります。ただし、3年未満で解約すると残債が一括請求される点には注意が必要です。

なんといっても光回線並みの速度がドコモhome5Gの特長ですね。また、利用者からは「テレワーク用に導入したが、安定していて快適」「普通に光回線と変わらんくらい速い」といった良い口コミが見られます。一方で、「通信が込み合う時間帯は速度が落ちる時がある」「オンラインゲームはカクつく」という声もあります。

ドコモのスマホを利用しており、通信速度と安定性を最重視する方、あるいは家族全員で快適なWi-Fi環境を求める方には、ドコモhome 5Gが最適な選択です。契約前にキャッシュバックの受け取り条件や端末残債のリスクをしっかり確認し、納得した上で申し込みを進めましょう。

料金の安さを重視するなら「ソフトバンクエアー(モバレコAir)」

softbankルーター
出典:softbankモバレコAir公式サイト

ソフトバンクエアー(特にモバレコAir経由)は、高額なキャッシュバックとスマホセット割により、3年利用時の総額料金を抑えたいユーザーに最適なホームルーターです。

ソフトバンクエアーはソフトバンクが提供するホームルーターであり、以前は「速度が遅い」という評判もありましたが、5G回線対応のAirターミナル5や6の登場により、通信品質が大幅に改善されています。特に、ソフトバンクとグッドラック社の公式コラボブランドである「モバレコAir」は、ソフトバンク公式特典と独自のキャッシュバックを併用できるため、非常にお得に利用できます。

ソフトバンクエアー(モバレコAir)の主な特徴

実質月額料金
 モバレコAir(端末購入プラン)の場合、3年利用時の総額料金は122,820円と、他社と比較して最安レベルです。実質月額は3,421円と最安とされています。

速度
 平均ダウンロード速度は104.65Mbps、133.78Mbpsと、日常利用には十分な速度が出ています。Airターミナル6は、国内初のWi-Fi 7に対応しており、対応端末と組み合わせることでさらに高速・低遅延な通信が期待できます。ただし、利用場所による速度のバラつきが大きいという指摘もあります。

スマホセット割
 ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホユーザーは、「おうち割 光セット」により、ソフトバンクは最大月額1,100円、ワイモバイルは最大月額1,650円の割引を受けられます。

キャッシュバック
 モバレコAirは最大46,800円のキャッシュバックを提供しており、申し込み翌月に受け取れる高額キャッシュバックも魅力です。

端末代金
 71,280円と高額ですが、4年間利用すれば実質無料になります。ただし、途中で解約すると残債の支払いが必要です。

検証では、ソフトバンクエアーは利用する地域や場所によって「当たり外れがある」という結論が出ています。また、利用者からは「スマホがソフトバンクなので、割引きいて助かってる」「聞いてたより速く、夜でもYouTube止まらないです」といった肯定的な口コミが見られる一方で、「とにかく遅い、Wi-Fiが切れる」「速度は運ゲー」といった不満の声も存在します。

モバレコAirは、他社からの乗り換え時に最大10万円までの違約金や撤去工事費をキャッシュバックするキャンペーンも実施しており、乗り換え時の負担を軽減できます。

ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを利用しており、料金の安さを最優先する方、高額なキャッシュバックを受け取りたい方には、モバレコAir(ソフトバンクエアー)がおすすめです。ただし、エリアによっては通信が不安定になる可能性があるため、8日以内の初期契約解除制度を活用し、ご自宅での繋がりやすさを必ず確認しましょう。

楽天ポイントを重視する「Rakuten Turbo」

rakutenルーター
出典:RakutenTurbo公式サイト

Rakuten Turboは、楽天モバイルユーザーや楽天経済圏の利用頻度が高い方に、楽天ポイント還元を通じてお得さを提供するホームルーターです。

Rakuten Turboは楽天モバイルが提供するホームルーターで、楽天回線のみを使用します(auパートナー回線は利用不可)。そのため、エリアが限定される場合がありますが、楽天ポイントの還元や楽天市場でのポイントアップといった独自のメリットがあります。

Rakuten Turboの主な特徴

料金
 月額料金は4,840円で、月額割引キャンペーンは現在実施していません。端末代金は41,580円ですが、48ヶ月利用で実質無料になります。

楽天ポイント還元
 楽天モバイルの「楽天最強プラン」とセットで利用すると、毎月1,000楽天ポイントが還元されます。また、楽天市場での買い物時にSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+2倍になり、楽天モバイルと併用すれば合計+7倍還元も可能です。

速度
 平均ダウンロード速度は76.55Mbps、92.83Mbpsと、主要4社の中で最も遅い傾向にあります。ただし、上り速度は38.8Mbps、33.63Mbpsと、他のホームルーターよりも速いという特徴があります。

エリア
 楽天回線のみの利用となるため、通信エリアが狭く、特に高層階(約16階以上)や建物に囲まれた場所、山岳地域では圏外になりやすいとされています。

専門家は「対応する周波数帯が少なく、基地局数も少ないため、まだまだエリアが弱いのがRakuten Turboのデメリットですね」とコメントしています。利用者からは「楽天経済圏なのでお得に使えている」「ルーターが小さいのがいい」といった良い口コミがある一方で、「全然ダメ。日中しかまともに使えん」「チャットサポートが不便すぎる」といった通信速度やサポートに関する不満の声も多く見られます。

楽天モバイルユーザーで楽天ポイントを貯めたい方、日常的に楽天市場をよく利用する方にはRakuten Turboがおすすめです。ただし、お住まいの地域が対応エリア内か、実際に電波が安定して届くかを契約前に必ず確認し、必要であればお試し期間を利用して慎重に判断しましょう。


知っておきたい3つのポイント

ホームルーター選びは、単なる料金比較にとどまりません。ご自身のインターネット利用目的、生活スタイル、そしてスマホキャリアを総合的に考慮することが、後悔しない選択の鍵となります。

ポイント1:5つの比較軸で最適なサービスを見極める

自分に合ったホームルーターを見つけるには「実質月額料金」「通信速度」「対応エリア」「利用開始までの早さ」「サポート対応」の5つの比較ポイントを明確にしましょう。

特に、月額料金だけでなく、端末代金やキャッシュバック、スマホセット割を含む「実質月額料金」で比較することで、真にお得なサービスが見えてきます。ドコモhome 5Gは速度を最優先する人、WiMAXは料金と速度のバランスを重視しつつ、自宅以外での利用も考慮する人、ソフトバンクエアーは料金の安さとスマホセット割を重視する人におすすめです。

ポイント2:工事不要の手軽さとトレードオフを理解する

ホームルーターは光回線のような工事が不要で、最短翌日から利用開始できる手軽さが最大の魅力です。

しかし、無線通信の特性上、光回線と比較すると通信速度や安定性で劣る場合があるため、オンラインゲームや頻繁な大容量ファイルのアップロードなど、特に高速・安定性が求められる用途には光回線を検討することが推奨されます。日常的なウェブ閲覧や動画視聴であれば、どのホームルーターでも十分快適に利用できます。

ポイント3:スマホキャリアとの連携で通信費を最適化する

利用するスマホのキャリアに応じてセット割引が適用されるホームルーターを選ぶと、通信費全体を大幅に節約できます。

ドコモユーザーはドコモhome 5G、au/UQモバイルユーザーはWiMAX、ソフトバンク/ワイモバイルユーザーはソフトバンクエアーがそれぞれお得です。楽天モバイルユーザーはRakuten Turboでポイント還元が受けられます。ただし、WiMAX以外のホームルーターは登録住所以外での利用が制限されている点には注意が必要です。


まとめ:あなたに最適なホームルーターを見つけよう

この記事で解説した情報を参考に、あなたのライフスタイルに最適なホームルーターを見つけて、快適なインターネットライフを始めてみませんか?

  • ご自身のスマホキャリアを確認し、対応するセット割を把握する
  • 主な利用目的(動画視聴、テレワーク、ゲームなど)を明確にする
  • 住居環境(マンション・戸建て、階数、引っ越し予定)を考慮する
  • 実質月額料金を正確に計算し、予算と照らし合わせる
  • 可能であれば無料お試しサービス(Try WiMAXなど)を活用する

さらに詳しい情報や、個別の相談をご希望の場合は、各ホームルーターの公式サイトや、専門家が監修する情報サイトをご確認ください。ご友人やご家族にもこの記事をシェアして、Wi-Fi選びで失敗しないための情報を広めていただけると幸いです。

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